地域に根差すべく訪れたひとりひとりの声に耳を傾け、プライバシーに配慮するとともに待ち時間が長くならない効率的な診療を心がけております。
その一環として再診には予約制を導入しています。新規に受診される方は直接受付で手続きを行うか、電話予約またはWeb受付にて当日番号の取得や進行の確認が可能です。
快適に過ごせる環境づくりとわかりやすい説明でご納得いただける診療を目指します。スタッフ一同皆さまに笑顔を提供できるようなサービスを念頭にクリニックを育んで参ります。
当院ではめまいや難聴、扁桃炎を始めとした急性炎症性疾患、手術患者様を対象に入院診療を行っています。また、睡眠時無呼吸症候群のための検査入院も可能です。現在の登録病床は4床のみですが、今後は増床することも検討しております。詳しい内容についてはスタッフより外来でご案内させていただきます。
鼻水や分泌物がのどに下がる後鼻漏、鼻づまり、嗅覚障害といった症状が薬でコントロールされない症例には根治治療として手術をお勧めしています。慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻腔形態異常、嚢胞(のうほう)、良性腫瘍がその主な対象です。手術は基本的に内視鏡を用いた低侵襲手術を行っています。具体的には病変のある副鼻腔を開放し通気状態を良くしたり、弯曲・肥厚して通気を妨げている鼻腔形態を矯正したり、鼻汁を出しつづける自律神経を選択的に切断することで症状の改善を図ります。
当院ではこれら鼻・副鼻腔疾患の手術を軸として口腔・頸部の小手術、外来処置が難しい慢性中耳炎(鼓膜に穴が開いて聞こえづらく、耳漏をもたらし得る疾患)に対する鼓膜形成術(耳の後ろからわずかな自家結合組織を採取・利用して鼓膜を再生する手術)も行っています。
局所麻酔での日帰り手術から全身麻酔での入院手術までそれぞれ症例に見合った術式を提案し、入院の場合でもなるべく短期となるよう配慮しています。安全な治療手技とともに術後も丁寧な処置の継続により、満足いただける治療効果が得られるよう日頃から取り組んでおります。
鼻科手術にはフルハイビジョン内視鏡カメラ・擬似4Kモニター、磁場式ナビゲーションシステム、マイクロデブリッダー(M5ハンドピース)、エンドスクラブ(内視鏡洗浄装置)、IPC(動力制御装置)、大型の画像参照モニター、生体モニター、麻酔装置など最新器機を使用しています。
副鼻腔という半閉鎖腔での病変を除去・開放し、通気の良い形に仕上げることで再発しづらい環境をつくります。術後は鼻の清掃や自己洗浄により衛生的な状態を保ちます。
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